代替愛馬ボニータシチー　第１０戦


前々走で優先出走権を逃したため好走の芝からダートへ矛先を変更。

８月２９日　札幌３Ｒ　３歳未勝利　ダート１７００ｍ牝馬限定戦は、

近走の内容から３番人気に支持されるも、

まさかまさかのシンガリ負け。

中央のダートは走らないと言っても牝馬限定戦で負けすぎ。

レース回顧とレース後の専門誌の見解を掲載。

そして予想通りの引退へ。

（２００９年９月４日完結）

２００９年８月１９日作成

• ●気になる出馬想定表
• ●札幌ダート１７００ｍコース解説
• これ以降は８月２６日に作成
• ●先週は当サイトの予想通り除外
• ●追い切り情報（８月２６日更新）
• ●気になる出馬想定表（８月３０日分）
• これ以降は８月２７日に作成
• ●出馬確定表
• ●ほっさん予想
• これ以降は８月２８日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●陣営のコメント
• これ以降は８月３１日に作成
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●専門誌のレース評価
• ●今後の展望
• これ以降は９月４日に作成
• ●最後に

●気になる出馬想定表

　表左端の数字は優先出走順位　　ボニータシチーは残念ながら現在除外対象です。

●札幌ダート１７００ｍコース解説

　スタート地点は正面スタンド前右。最初のコーナーまでは約２４０ｍ。中距離戦と言えども前半から激しい攻防。スタート後の５００ｍがかなり速い。
　コーナーのカーブが緩いオール平坦コースらしく、１〜２コーナーのカーブでも速度が落ちにくく、１ハロン１１秒台を切るラップを刻むこともある。
　向正面に入り、そのあとゴールまでも一定の速いペースで推移。平均の勝ち時計が速く、高速決着に対応できるスピードタイプの馬でないと苦しい。
　脚質は番手につけられる先行馬が最も有利。逃げ馬も悪くない。差し馬はコーナーでマクり、４コーナー出口までに好位に押し上げられるタイプでないとなかなか勝てない。
　枠順の有利・不利はほとんどない。
　血統的にはヘイルトゥリーズン系が非常に強い。サンデーサイレンスやブライアンズタイムはもちろんだが、息子のバブルガムフェロー、マヤノトップガンが狙い目。連対率に加え、回収率も高い。

有利な枠順	フラット
有利な脚質	先行
ポイント	高速決着への対応、血統
種牡馬ベスト	ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、アフリート
連対騎手ベスト	武豊、横山典弘、武幸四郎、藤田伸二、四位洋文
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
３歳未勝利	１分４８秒０	１分４７秒５	１分４７秒１	１分４６秒７
古馬５００万	１分４６秒７	１分４６秒１	１分４６秒０	１分４４秒９
古馬１０００万	１分４５秒４	１分４５秒０	１分４４秒４
古馬１６００万	１分４５秒２	１分４５秒１	１分４３秒７	１分４５秒３
古馬オープン	１分４３秒７	１分４４秒４		１分４２秒８

これ以降は８月２６日に作成

●先週は当サイトの予想通り除外

　私の体調不良でご報告が遅れましたが、出馬予定だった８月２２日の札幌２Ｒは、当サイトの事前予想通り除外となりました。調子が良かっただけに残念ですが、優先出走権がなく、出走間隔もそんなに長くない為仕方がないですね。

●追い切り情報（８月２６日更新）

前走前　７月２９日　函館Ｗ　良馬場　馬なり余力

助手
５Ｆ　６８．４
４Ｆ　５３．８
３Ｆ　３９．９
１Ｆ　１２．６［８］



８月１９日　函館Ｗ　良馬場　強め

助手
５Ｆ　６５．４
４Ｆ　５１．３
３Ｆ　３８．２
１Ｆ　１３．６［９］


８月２６日　札幌ダート　良馬場　一杯

助手
５Ｆ　６９．４
４Ｆ　５３．２
３Ｆ　３９．２
１Ｆ　１２．５［９］
ダスタップ（古馬５００万）一杯の外０．３秒先着

　８月１９日、終いの伸びは不満ですが、全体の時計は優秀で、本日（８月１９日）のベスト１６です。馬場の九分どころを通ってのものですから、更に評価していいのではないでしょうか。前走は優先出走権を持っているにもかかわらず馬なりで明らかに追い切りは軽かったですから、今回の方が疲れが取れていい状態と見ていいのではないでしょうか。
　私ほっさんの追い切り評価は少し甘い評価ですが「Ｂ＋」です。

　８月２６日、先週追い切りの動きは優秀で除外は残念と書きましたが、いやいや、今週の動きも良く調子落ちはなさそうです。格上の馬と併せられ、外を回っての０．３秒先着ですから、やはり能力的には１つ上のクラスですね。
　デビュー当時は貧弱だったボニータシチーですが、本当に成長を感じることができ、追い切りの動きからも上のクラスで十分に通用しそうですので、最悪今回勝てなくても、５００万クラスで出走させて欲しいですね。それでも優先出走権は獲ってくると思います。
　私ほっさんの追い切り評価は先週同様「Ｂ＋」で十分力の出せる状態と見ます。

●気になる出馬想定表（８月３０日分）

　表左端の数字は優先出走順位　　ボニータシチーは出走は確実です。

　本当は一番出走したいレースは札幌最後の３歳未勝利戦の芝２０００ｍである３０日の３Ｒです。ここは現在想定数は１８頭でギリギリ出走できるかも知れません。

　また、同じダートでも牝馬限定戦の方が相手が軽い場合が多く、牝馬限定戦である２９日の札幌３Ｒに出走すると私は予想していましたが、こちらも出走枠１３頭のところに想定数１５頭で入れるかどうかは微妙です。

　もしこの牡馬混合戦を選ぶとしたら、前走で騎乗ミスを自ら発表した藤田伸二騎手が是非乗せてくれと言っている場合だと思われます。

これ以降は８月２７日に作成

●出馬確定表

騎手の太字は乗り替わり。

　結局、当サイトの予想通り、２９日の牝馬限定戦に出走します。

　鞍上もやはり藤田伸二騎手ですね。優先出走権がないにもかかわらず前走の失敗を悔やみ、リベンジを名乗り出る、藤田伸二とはそういう男です。当然結果を出して、このボニータシチーから去るはずです。しっかし、相手が揃っているなぁ。

●ほっさん予想

　キャロットクラブの期待馬ティフィンと堅実なユキノクイーンが人気を二分するでしょう。それ以外の各馬前走も前走はそれなりに走っており、一発あっても不思議ではありません。しかし意外なことに、有力馬ティフィンとユキノクイーンは共に追い切りの動きが悪いです。終い１４秒台は出走前としては不満で、取りこぼしも大いにあると思われます。

　追い切りの動きではフミノタカラが断然で、続いてボニータシチーと見ます。

　我らが愛馬ボニータシチーですが、現状芝の方がいいのは確実で、ダートは私が現地観戦した姫路の交流戦以来ですが、確かにそのときの走りは良かったですが、地方交流戦と中央では実力に差がありすぎます。
　ですから、私は半信半疑です。以前と比べると筋肉質になり、威圧感さえ出て来た馬体は勝っても不思議はないですが、速い時計のダートは苦手で、掲示板を外すことすら不思議ではありません。

　ですから、わかりませんが一発の可能性は十分秘めているので、応援馬券は買うつもりです。

これ以降は８月２８日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「主力対等」


予想家の印

馬名	高柳利	井尻恵	小原靖
ボニータシチー	▲	△△	○
アトムスパンカー	△
エアカサミラ	△	○	△△
ユキノクイーン	○	◎	◎
フミノタカラ		△
ティフィン	◎	▲	▲
プライムウィッシュ	△△	△	△
スナークキャロル			△

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
ユキノクイーン	２．５
ティフィン	３．７
エアカサミラ	５．４
ボニータシチー	５．６
アトムスパンカー	１０．０

以下１６倍以上省略



スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
ボニータシチー	６６	６１	６６	６０

デイリー馬三郎

予想印

◎　ユキノクイーン
○　ティフィン
▲　ボニータシチー
以下省略

大阪スポーツ

　予想家の印

馬名	札幌 立川	函館 高岡	札幌 荒井	本紙 山村
ボニータシチー	○	△	△	△
アトムスパンカー	△	△		△
エアカサミラ			△	▲
ユキノクイーン	◎	○	○	○
フミノタカラ			▲
ティフィン	▲	◎	◎	◎
キャリコローズ	△	△
プライムウィッシュ	△	▲	△	△

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ボニータシチー（７着）

　「チグハグになり、スムーズさを欠く競馬だった。未勝利はすぐにでも勝てると思うけど、今日は残念な結果に終わってしまった。馬には申し訳ないことをしたよ。」（藤田伸二騎手・競馬ブック）

　「道中で２度ほど接触するところがあったが、今日は３〜４角の反応ももうひとつだった。」（競馬ブック）

●陣営のコメント

ボニータシチー

　「前走は函館からの輸送が続いて疲れがあったのかも。出来は持ち直しているので改めて。」（岩田助手・デイリー馬三郎）

これ以降は８月３１日に作成

●レース　

　ボニータシチーのスタートはさすが藤田伸二騎手、ポンと上手く出して、労せず前に取りつきます。しかし、無理に好位はとらず、中団から競馬をします。８、９番手を追走しますが、ここまでほとんど脚を使っておらず、最内枠を生かしてラチ沿いの最短距離を走っていましたので、最後の直線は相当弾けるかと思われました。

　しかし、３コーナーのペースが上がったところで１頭だけついて行けずにズルズルと後退。そのまま流れ込んだだけの最下位１２着。故障発生を思わせるレースぶりでした。もっとも、藤田伸二騎手は勝負がついてからは、馬の消耗を避けるために最後まで追う事はしませんが、それにしても負けすぎでした。

　私がレース前に懸念した中央の速い時計のダートに全く対応できない様子でした。

●時計の評価

　今回は牝馬限定戦でのシンガリ負けということで、当然走破時計も全くダメです。確かに中央のダートは心配でしたが、それでも負けすぎです。

●専門誌のレース評価

ボニータシチー（１２着）

　「後方から内目をロスなく乗られていたのに、３角から下がる一方。ダートでもそこそこやれる馬だけにこの大敗は意外。」（競馬ブック）

●今後の展望

　ボニータシチーは地方のダートは走るので、是非とも再ファンドをして欲しいですね。そして中央に戻ってきて芝の中距離を走れればと思います。しかし、代替専用馬であるボニータシチーの再ファンドの可能性は低く、また、前走の負けっぷりからも芝でもどこまでやれるかは疑問です。

　調教の内容や馬体からは５００万クラスまでは勝ち負け確実と見ます。とにかく、明日のクラブＨＰの近況報告を待つことにしましょう。

これ以降は９月４日に作成

●最後に

　結局、予定よりやや遅れて９月４日に正式に引退になりました。引き続き引退特集を立ち上げます。

最後までご愛読ありがとうございました

２００９年８月１９日作成　２６日、２７日、２８日、３１日、９月４日加筆

ボニータシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２００９年　８月　１日　第９戦　３歳未勝利　札幌芝２０００ｍ　（７着／２番人気）

２００９年　７月１９日　第８戦　３歳未勝利　札幌芝２０００ｍ　（４着／３番人気）

２００９年　６月２７日　第７戦　３歳未勝利　札幌芝２０００ｍ　牝馬限定戦　（３着／１０番人気）

２００９年　６月　３日　第６戦　ＪＲＡ指定交流　神鍋山特別　姫路ダ１４００ｍ　（２着／４番人気）　写真多数付き　現地観戦レポ

２００９年　４月　８日　第５戦　ＪＲＡ指定交流　山桜賞　笠松ダ１４００ｍ　（５着／１番人気）

２００９年　２月２２日　第４戦　３歳未勝利　京都ダ１４００ｍ　牝馬限定戦　（１０着／１０番人気）

２００９年　１月２１日　第３戦　ＪＲＡ指定交流　若菜賞　笠松ダ１４００ｍ　（２着／２番人気）

２００８年１２月２１日　第２戦　２歳未勝利　阪神ダ１４００ｍ　（９着／１０番人気）　写真多数付き　現地報告レポ

２００８年１０月２６日　デビュー戦　２歳新馬　京都ダ１４００ｍ　牝馬限定戦　（８着／５番人気）　写真多数付き　現地報告レポ

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